About JIS B 7721
JIS B 7721の概要
JIS B 7721(ISO 7500-1に対応)の主要要求事項
| 検証項目 |
等級(Class) |
内容・不確かさ評価のポイント |
| 力の指示誤差 | Class 0.5〜3 | 示値誤差が±0.5%〜±3%以内であることを確認。最も重要な校正項目。不確かさ:標準器校正不確かさ・ひずみゲージ精度等。 |
| 繰返し性 | Class 0.5〜3 | 同一荷重を繰り返し印加したときの示値のばらつき(繰返し性誤差)を評価。不確かさ:繰返し測定のばらつき・機械的摩擦等。 |
| 分解能 | — | 力計測系の最小読み取り単位(分解能)の確認。分解能は力の測定範囲の0.2%以下であることが推奨。 |
| ゼロ点 | — | 無負荷状態でのゼロ点の安定性・ドリフトを確認。ゼロ点の不安定さは全測定範囲の精度に影響。 |
| 試験機の分類 | Class 0.5〜3 | Class 0.5(最高精度)〜Class 3(一般用途)に分類。コンクリート試験機は通常Class 1〜2が要求される。 |
Uncertainty Evaluation
力計測系の不確かさ評価(詳細)
📐 JIS B 7721 一軸圧縮試験機の主な不確かさ要因
標準器・校正に関する要因
- ◆ 基準力計(標準器)の校正不確かさ
- ◆ 基準分銅の質量校正不確かさ
- ◆ 標準器の経年変化
- ◆ トレーサビリティチェーンの不確かさ
測定操作・環境に関する要因
- ◆ 繰返し測定のばらつき(タイプA評価)
- ◆ 力の印加速度・ランプ速度の影響
- ◆ 温度変化による弾性ひずみの影響
- ◆ 偏心荷重・軸心ずれの影響
📌 ISO17025・JCSS認定では不確かさ評価の文書化が必須要件です。弊社ではJIS B 7721の各校正項目に対応した不確かさバジェット表の作成・校正証明書への記載方法・校正結果報告書の様式まで一貫して指導します。「不確かさ評価が難しい」という段階からスタートできます。