ISO14001 要求事項の解説と2026年版改訂ポイント | 都城情報ビジネス


NOW OPENISO14001 環境マニュアル作成セミナー 2026年 全6会場 参加受付中

ISO 14001 : 2026 SEMINAR — 2026年 開催予定

ISO14001
環境マニュアル作成セミナー

4月(3会場)・7月(3会場)の全6会場で開催。
2026年版の改訂ポイントを踏まえた環境マニュアルの作成方法を、30年の経験をもつ松元が直接解説します。

APRIL 2026
4月開催 ─ 那覇市・鹿児島市・都城市
2026年版発行直後 ★ 最速対応
📍 那覇市4.154月15日(水)13:00〜16:00
ISO14001
環境マニュアル作成セミナー
📌 沖縄県産業支援センター
那覇市字小禄1831番地1
受講料:¥20,000(税別)
領収書発行 / 請求書払いOK

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📍 鹿児島市4.224月22日(火)13:00〜16:00
ISO14001
環境マニュアル作成セミナー
📌 鹿児島市内
(会場は申込後にご案内)
受講料:¥20,000(税別)
領収書発行 / 請求書払いOK

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📍 都城市4.244月24日(金)13:00〜16:00
ISO14001
環境マニュアル作成セミナー
📌 都城市内
(会場は申込後にご案内)
受講料:¥20,000(税別)
領収書発行 / 請求書払いOK

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JULY 2026
7月開催 ─ 那覇市・鹿児島市・都城市
ISO14001 内部監査員セミナー
📍 那覇市7.87月8日(火)13:00〜16:00
ISO14001
内部監査員セミナー
📌 沖縄県産業支援センター
那覇市字小禄1831番地1
受講料:¥20,000(税別)
2名以上10%割引

申し込む →

📍 鹿児島市7.157月15日(火)13:00〜16:00
ISO14001
内部監査員セミナー
📌 県青少年会館
鹿児島市内
受講料:¥20,000(税別)
2名以上10%割引

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📍 都城市7.227月22日(火)13:00〜16:00
ISO14001
内部監査員セミナー
📌 都城市コミュニティセンター
都城市内
受講料:¥20,000(税別)
2名以上10%割引

申し込む →

✓ 定員になり次第締め切ります ✓ 2名以上お申込みで10%割引 ✓ テキスト付き ✓ 領収書発行対応 ✓ 請求書払いOK ✓ お申込み後に詳細をご連絡します


14001


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ISO指導経験
200社+
指導実績
11年ぶり
2026年版大改訂
3年以内
移行期限

⚠ 速報
ISO 14001:2026年版 2026年4〜5月 正式発行予定 移行期限3年以内(2029年まで)

✦ ISO14001指導実績多数 ✦ 2026年版改訂対応 ✦ 製造業・印刷業・倉庫業・食品製造業等の専門指導 ✦ 代表・松元が直接担当

ISO 14001 : 2015 / 2026 COMPLETE GUIDE

ISO14001 要求事項の解説と
2026年版 改訂の重要ポイント

製造業・半導体周辺メンテナンス業・印刷業・倉庫業・食品製造業に特化した
要求事項の解説と業種別審査対策、2026年版への移行準備ガイド

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WHAT IS ISO 14001

ISO14001とは ― 環境マネジメントシステムの国際規格

ISO14001は、組織が環境への悪影響を低減し、環境パフォーマンスを向上させるための仕組み(マネジメントシステム)を構築・運用・改善するための国際規格です。
現行版はISO14001:2015(JIS Q 14001:2015)で、製造業・建設業・サービス業など業種を問わず世界中で活用されています。

🌍

環境への影響を管理する

大気・水・土壌・廃棄物・エネルギーなど、組織の活動が環境に与える側面を特定し、重大な影響を低減・管理する仕組みを構築します。

📋

法令・規制を順守する

大気汚染防止法・水質汚濁防止法・廃棄物処理法・フロン排出抑制法など、適用されるすべての環境法令を特定し、確実に順守する体制を整えます。

📈

継続的に改善する

PDCAサイクルを回し続け、環境目標を達成し、さらなる環境パフォーマンスの向上を目指します。形骸化せず現場で機能するシステムが重要です。

🤝

利害関係者の信頼を得る

取引先・顧客・行政・地域住民など利害関係者に対し、第三者認証を通じて環境管理への取り組みを客観的に証明します。

📌 ISO14001:2015の構造(HLS=共通テキスト):ISO9001・ISO45001と同じ高レベル構造(箇条4〜10)を採用しているため、複数規格の統合マネジメントシステム構築が可能です。

ISO 14001 : 2026 KEY CHANGES

ISO14001:2026年版 7つの主要改訂ポイント

2015年版から11年ぶりの大改訂。正式発行後、移行期限は3年以内(2029年まで)

2015年版の認証は移行期限後に失効します。早期の移行準備が競合他社との差別化につながります。

改訂① 箇条4.1

気候変動・生物多様性・資源の明示的対応

組織の状況を理解する箇条4.1に「気候変動」「生物多様性」「資源枯渇」が明示的に追加されます。これまで任意的に考慮していた気候変動が、必須の外部・内部課題として文書化が求められます。特に製造業・食品製造業では気候変動が原材料調達・操業リスクに直結するため、リスクと機会の再評価が必要です。

改訂② 箇条5.1

トップマネジメントのコミットメント強化

リーダーシップ・コミットメントの要求が拡大されます。気候変動対応を経営レベルの課題として位置づけ、トップが主体的に関与することが求められます。審査では「経営会議の議事録に環境・気候変動が議題として含まれているか」が確認される見込みです。議事録の整備が急務です。

改訂③ 箇条5.2

環境方針に天然資源の保護を追加

環境方針の3つのコミットメント(汚染予防・法令順守・継続的改善)に加え、「天然資源の保護」が追加されます。既存の環境方針を見直し、この観点を明確に盛り込む必要があります。環境方針の文言変更と、変更後の全従業員への周知が必要です。

改訂④ 箇条4.3・6.1.2

ライフサイクル視点の強化

環境側面の特定において上流(原材料調達・製品設計)から下流(使用・廃棄・リサイクル)までのライフサイクル視点がより明確に要求されます。サプライチェーン全体への環境管理要求の伝達・確認が必要となります。特に食品製造業・印刷業では農産物・原材料の生産段階まで視野に入れた対応が求められます。

改訂⑤ 箇条6.3【新設】

変更管理の新条項 ★最も影響が大きい改訂

「変更管理」に関する条項が新設されます。設備変更・製造ライン変更・工法変更・原材料変更・組織変更などが発生した際に、事前に環境への影響を評価・記録する手順が必要になります。変更管理台帳の整備が最優先課題です。変更のたびに環境側面の見直しが必要となるため、製造業・半導体周辺メンテナンス業への影響が特に大きいです。

改訂⑥ 箇条9.2・9.3

内部監査・マネジメントレビューの強化

内部監査の頻度・範囲・プロセスの要求が強化されます。マネジメントレビューのインプット項目に「気候変動への対応状況」「ライフサイクルへの対応状況」が追加されます。既存のマネジメントレビューシートへの項目追加と、内部監査チェックリストの2026年版対応が必要です。

改訂⑦ 用語変更

用語の変更(outcome→result等)

outcome → result、fulfill → meet などの用語変更があります。マニュアル・手順書・記録様式の用語を全面的に見直す必要があります。用語変更のみであれば実質的な業務変更は不要ですが、文書審査で必ず確認されるため、早めの文書改訂が必要です。

2015年版のまま放置した場合

移行期限切れのリスク

  • 2029年に認証証明書が自動失効する
  • 取引先からの認証要求に対応できなくなる
  • 審査機関の予約が集中し受審できなくなる可能性
  • 変更管理手順が未整備で審査指摘が多発する
  • 気候変動リスクの管理が形式的にとどまる
早期移行準備を始めた場合

競合他社との差別化

  • 審査機関の予約を余裕をもって確保できる
  • 変更管理・気候変動対応の仕組みが先行して整備できる
  • 取引先・顧客からの環境要求に対応済みと示せる
  • 内部監査・マネジメントレビューの質が向上する
  • 環境経営の取り組みをESG・SDGsアピールに活かせる

ISO 14001 : 2015 REQUIREMENTS

ISO14001:2015 要求事項の解説ポイント

JIS Q 14001:2015(ISO 14001:2015)の各条項ごとに、審査で特に確認されるポイント・よく指摘される不適合を解説します。
★印は特に重要な条項、🔴は2026年版での変更・追加項目です。

条項 タイトル 解説と審査のポイント
4.1 組織及びその状況の理解 外部・内部の課題を特定し文書化する。外部課題とは法規制・地域環境・市場環境・気候変動等、内部課題とは組織文化・設備状況・人的資源等。2026年版では「気候変動」「生物多様性」「資源枯渇」が明示的に追加。審査では「課題の特定が形式的でなく、実際の経営判断に反映されているか」が問われる。2026改訂
4.2 利害関係者のニーズ及び期待 顧客・株主・行政・地域住民・従業員・サプライヤー等の利害関係者と、それぞれが組織に期待する事項(環境規制の順守・情報開示・廃棄物削減等)を特定し、どれを順守義務とするかを決定する。審査では「利害関係者リストが更新されており、要求事項の変化を反映しているか」が確認される。
4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 どの組織・拠点・事業・製品・サービス・活動をEMSの対象とするかを決定し文書化する。ライフサイクルの視点(上流・下流への影響)を考慮することが2015年版から強調されている。工場・事務所・倉庫等の拠点ごとに適用範囲を明確にする。
★5.1 リーダーシップ及びコミットメント トップマネジメントがEMSに主体的に関与することを示す。具体的には①環境方針の策定・承認 ②環境目標の設定への関与 ③EMSに必要な資源の確保 ④環境方針の全社周知。審査では「社長・経営幹部がEMSの現状を把握しているか」「会議で環境を議題にしているか」が実際に質問される。議事録に環境関連の議題が含まれているか確認が必要。2026強化
★5.2 環境方針 3つのコミットメント(①汚染の予防 ②適用される法規制等の順守 ③継続的改善)を含む環境方針を設定し文書化・周知・維持する。2026年版では「天然資源の保護」が4つ目のコミットメントとして追加予定。審査では「方針が現場の従業員に実際に周知されているか」が確認される。掲示・朝礼・研修での説明記録が有効。2026改訂
★6.1.1 リスク及び機会(全般) 4.1の課題と4.2の利害関係者の要求事項を踏まえ、EMSに関連するリスクと機会を特定する。リスク(例:法令強化・気候変動による洪水・廃棄物処理コスト上昇)と機会(例:省エネによるコスト削減・グリーン調達への対応で新規取引先獲得)を文書化し、対処方法を計画する。
★6.1.2 環境側面の特定と重要性評価 組織の活動・製品・サービスが環境に影響を与える側面(大気排出・排水・廃棄物・土壌汚染・エネルギー使用・騒音・振動等)を特定し、重要性評価(影響の大きさ・頻度・規制の有無等で評価)を実施する。通常時だけでなく異常時・緊急時の側面も特定が必要。間接的側面(協力業者の活動・製品の廃棄時等)も対象。2026年版ではライフサイクル視点が明確に強化される。2026強化
6.1.3 順守義務 組織に適用されるすべての順守義務(法律・条例・行政指導・顧客要求・業界規格・自主基準等)を特定し、どのように適用するかを決定する。定期的な更新確認と内部監査での確認が必要。業種によって適用される法規制が異なるため(水質汚濁防止法・大気汚染防止法・廃棄物処理法・フロン排出抑制法等)、自社に関連する法令のリストアップと最新改正情報の把握が重要。
★6.2 環境目標及びその達成の計画策定 重要な環境側面・順守義務・リスク機会を踏まえた具体的な環境目標(例:CO₂排出量を前年比5%削減・廃棄物リサイクル率を80%以上維持・化学物質使用量を前年比10%削減)を設定し、達成計画(誰が・何を・いつまでに・どのように・いつ評価するか)を文書化する。目標が曖昧・形式的にならないよう、数値目標と月次進捗確認が必要。
★6.3
2026新設
変更管理【2026年版新設】NEW 2026年版で新設予定の最重要改訂条項。設備変更・製造ライン変更・工法変更・原材料変更・組織変更・建屋変更などが発生する際に、事前に環境への影響を評価・記録する手順を整備する必要がある。変更管理台帳(変更内容・環境影響評価結果・承認記録・変更後の環境側面見直し記録)の整備が急務。製造業・半導体周辺メンテナンス業・印刷業で特に影響が大きい。
7.2 力量(教育・訓練) EMSに影響を与える業務を行う人員の必要な力量を決定し、教育・訓練を実施し記録する。新入社員・異動者への環境教育・化学物質取扱い訓練・廃棄物分別教育等が対象。審査では「教育記録が整備されており、現場担当者が実際に内容を理解しているか」が確認される。
7.4 コミュニケーション EMSに関する内部コミュニケーション(全社員への環境方針周知・環境目標の進捗共有等)と外部コミュニケーション(顧客・行政・地域住民への環境情報開示・苦情対応等)を計画し実施する。
7.5 文書化した情報 EMS規格が要求する文書化した情報(品質マニュアル・手順書・記録等)を作成・更新・管理する。文書の識別・保管・保護・検索・保持・廃棄のルールを定め、最新版が現場で使用されている状態を維持する。
★8.1 運用の計画及び管理 重要な環境側面に対する運用管理手順・基準を文書化する(例:廃棄物の分別・保管・処理手順、化学物質の使用・保管・廃棄手順、排水処理の管理手順等)。協力業者・外注先への環境管理要求の伝達(購買基準への環境要件組み込み)も含む。審査では「手順書が現場に周知され、実際に機能しているか」を現場確認で確認される。
8.2 緊急事態への準備及び対応 火災・化学物質漏洩・地震・洪水など潜在的な緊急事態を特定し、対応手順を文書化・周知・定期訓練を実施する。2026年版では定期的なレビューと見直しが強化される見込み。年1回以上の訓練実施と記録の保管が推奨。緊急連絡先リスト・防液堤の設置状況・消火設備の点検記録も合わせて整備する。2026強化
★9.1 監視・測定・評価 環境パフォーマンス(エネルギー使用量・水使用量・排水量・廃棄物発生量・CO₂排出量・化学物質排出量等)を定期的に監視・測定し、記録する。また適用される順守義務を遵守しているかの評価を定期的に実施し文書化する。「測定値が記録され、評価結果が文書化されているか」「測定機器が校正されているか」が審査の核心。月次・四半期での数値管理が推奨。
★9.2 内部監査 EMSが要求事項に適合し、有効に実施・維持されているかを確認する内部監査を計画・実施・記録する。監査員の力量(内部監査員としての教育・資格認定)・監査の独立性(自分の業務を自分で監査しない)・不適合の是正処置の確認が審査で厳しく確認される。2026年版では監査の範囲と頻度の要求が強化される見込み。2026強化
★9.3 マネジメントレビュー トップマネジメントがEMS全体の適切性・妥当性・有効性を定期的にレビューする。インプット:内部監査結果・環境目標の達成状況・順守評価結果・利害関係者の苦情・リスクと機会の変化等。アウトプット:EMSの変更・資源の追加・環境目標の改訂・改善指示等。2026年版では「気候変動への対応状況」がインプット項目に追加予定。議事録の整備が必須。2026改訂
10.2 不適合及び是正処置 不適合(環境基準違反・環境インシデント・内部監査での指摘等)が発生した際に、原因分析(なぜ起きたか)・是正処置(再発防止策)・有効性の評価を実施し記録する。「なぜ起きたか」の根本原因分析が浅い(「不注意だったから」等)という不適合指摘が最も多い部分。5Why分析・特性要因図等を活用した深い原因分析が必要。
10.3 継続的改善 EMSの適切性・妥当性・有効性を継続的に改善する。環境パフォーマンスの向上だけでなく、EMSそのものの仕組みの改善(手順書の使いやすさ改善・記録の効率化等)も含む。マネジメントレビューのアウトプットと連動させることが重要。

MIGRATION APPROACH

2026年版への移行 考え方と進め方

2026年版への移行は「大きな変更」ではなく「現行システムへの追加・強化」です。
正しい順序で進めれば、現場への負担を最小限にして移行できます。

1
STEP 01  発行後すぐ

2026年版テキストの入手と差分確認

2026年版が正式発行されたら、2015年版との差分(新設・変更箇条)を確認します。特に箇条4.1・5.1・5.2・6.3(新設)・9.3の変更点を重点的に把握します。弊社では差分解説セミナーも実施予定です。

2
STEP 02  発行後1〜3ヶ月

自社のギャップ分析(現状把握)

現行のEMSが2026年版のどの要求事項をすでに満たしているか、どの部分が不足しているかをギャップ分析します。特に変更管理手順(箇条6.3)・気候変動対応(箇条4.1)・環境方針(箇条5.2)の充足状況を確認します。

3
STEP 03  発行後3〜6ヶ月

文書の改訂(マニュアル・手順書・記録様式)

環境方針・環境マニュアル・手順書・記録様式を2026年版要求事項に対応した内容に改訂します。変更管理台帳の新設、内部監査チェックリストの更新、マネジメントレビュー様式へのインプット項目追加が主な作業です。用語変更(outcome→result等)も同時に対応します。

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STEP 04  発行後6〜9ヶ月

新システムの運用開始・教育実施

改訂した文書に基づき新システムの運用を開始します。変更管理の新手順・気候変動リスクの管理方法について全担当者への教育を実施し、記録します。最低3ヶ月以上の運用記録の蓄積が移行審査前に必要です。

5
STEP 05  発行後9〜12ヶ月

2026年版対応の内部監査実施

2026年版の要求事項に対応したチェックリストで内部監査を実施します。新設の箇条6.3(変更管理)・強化された箇条4.1・9.3を重点的に監査し、不適合があれば是正処置を完了させます。

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STEP 06  発行後12〜18ヶ月

移行審査の受審・認証更新

認定審査機関に移行審査を申し込み受審します。通常の維持審査・更新審査と同時に実施できます。審査では特に変更管理手順の整備状況・気候変動リスクの管理状況・マネジメントレビューの内容が確認されます。

📌 移行期間は3年(2029年まで)ありますが、2028年には審査機関・コンサルタントへの需要集中が予想されます。余裕をもって2026〜2027年中の移行完了をお勧めします。

BY INDUSTRY — DETAILED POINTS

業種別 ISO14001対応の詳細ポイント

各業種特有の主要な環境側面・審査でよく指摘される箇所・2026年版で特に影響を受けるポイントを解説します。

🏭

製造業

一般製造・金属加工・機械製造・化学工業等

重要製造工程ごとの環境側面特定:機械加工・表面処理・溶接・塗装・洗浄・熱処理など工程別に大気排出・排水・廃棄物・騒音・振動・エネルギー使用を網羅的に特定する。「工程フロー図と環境側面登録簿の整合性」が審査で確認される。
重要廃棄物管理:産業廃棄物の種類(金属くず・廃油・廃液・廃プラスチック等)別の分別・保管場所・処理委託先の許可証確認・マニフェスト5年保存が必須。産廃管理票の記録整備が審査の核心。
重要化学物質管理(PRTR・SDSの整備):PRTR対象物質の使用量把握・排出量算定・SDS(安全データシート)の整備・化学物質保管場所の漏洩対策が必須。緊急時(漏洩・火災)対応手順とのセットで文書化する。
重要エネルギー管理:電力・ガス・重油等のエネルギー使用量を工程別・月次で記録し、CO₂排出量に換算する。省エネ目標の設定と達成状況の管理が環境目標の中心になる。
2026年版変更管理手順の新設(箇条6.3):製造ライン変更・設備更新・原材料変更・新工法導入のたびに環境影響評価を実施・記録する手順が必要。変更管理台帳の整備が最優先課題。変更申請→環境評価→承認→実施→記録の一連フローを確立する。
2026年版サプライヤーへの環境要求(ライフサイクル強化):調達する原材料・部品のサプライヤーに対して、RoHS・REACH・グリーン調達基準等の環境要件の確認・記録が義務化。購買基準への環境要件の明示的組み込みが必要。

🔬

半導体周辺メンテナンス業

半導体製造装置の保守・修理・クリーニング・校正等

重要特定化学物質(フッ酸・有機溶剤・特殊ガス等)の管理:使用量・保管量・廃棄方法の記録が必須。労働安全衛生法・毒物劇物取締法・大気汚染防止法との順守義務の整備。漏洩時の緊急対応手順(漏洩検知・避難・通報・無害化処置)を定期訓練とセットで整備。
重要顧客先(工場・クリーンルーム)での作業の環境側面特定:自社工場だけでなく、顧客先の工場・クリーンルーム内での保守作業も環境側面の対象となる。作業場所ごとの環境側面登録と顧客の環境規制への順守義務管理が必要。
重要廃液・廃部品の適正処理:クリーニング工程で発生する廃液(溶剤廃液・酸廃液等)や廃部品(金属くず・廃電子部品等)の産廃処理手順・マニフェスト管理。顧客からの廃棄物の持ち帰り手順も明確化が必要。
2026年版作業場所・工法変更時の事前環境評価(箇条6.3):顧客からの仕様変更指示・新型装置への対応・洗浄剤変更等が発生した際に、事前に環境影響を評価・記録する手順の整備。顧客との合意プロセスを含めた変更管理フローが必要。
2026年版使用部品・材料のRoHS・REACH対応確認(ライフサイクル強化):修理・交換に使用する電子部品・材料のサプライヤーに対し、RoHS指令・REACH規則への適合確認記録の整備が必要。顧客からの証明要求に対応できる体制を構築する。

🖨️

印刷業

オフセット印刷・デジタル印刷・製本加工・包装印刷等

重要有機溶剤(インキ・IPA・洗浄剤等)のVOC管理:大気汚染防止法・揮発性有機化合物規制への順守。揮発性有機化合物の種類・使用量・排出量の記録と換気設備の適切な管理。局所排気装置の点検記録・作業環境測定記録が審査で確認される。
重要廃棄物管理(廃インキ・廃液・版材・廃フィルム等):印刷工程で発生する廃インキ・廃洗浄液・廃PS版・廃フィルムなどの産廃種類別管理。処理委託先の許可証確認・マニフェスト管理・保管場所の環境対策が必須。
重要グリーン購入への対応(FSC認証用紙・植物性インキ等):取引先から環境配慮印刷の証明を求められるケースが増加。FSC認証用紙・植物性インキ・水性ニスの使用に関する記録整備と、グリーン購入基準の策定が必要。
重要排水管理(現像廃液・洗浄廃液):水質汚濁防止法に基づく排水基準の順守。廃液処理設備の適切な管理と定期水質測定・記録。下水道法の対応も含めた順守義務リストの整備が必要。
2026年版ライフサイクル視点(箇条4.3・6.1.2強化):印刷物の素材調達→印刷工程→顧客使用→廃棄・リサイクルまでの全段階の環境影響を考慮した環境側面の見直し。顧客への「環境配慮設計提案」も義務的考慮事項となる見込み。
2026年版印刷機更新・インキ変更・UV切替時の変更管理(箇条6.3):油性→UV硬化インキへの切り替え、新型印刷機の導入、用紙の変更時等に、事前の環境影響評価と記録が必要。変更ごとにVOC排出量・廃棄物の種類・排水への影響を再評価する手順を整備。

🏬

倉庫業

物流倉庫・冷凍冷蔵倉庫・危険物倉庫・配送センター等

重要エネルギー管理(フォークリフト・冷凍機・照明):電力・軽油等のエネルギー使用量を設備別・月次で記録しCO₂換算する。LED照明への切り替え・フォークリフトの電動化・インバーター冷凍機の導入等を環境目標と連動させる。
重要フロン(冷媒)の管理(冷凍冷蔵倉庫):フロン排出抑制法に基づく機器管理台帳の整備・定期点検(3ヶ月ごと:簡易・1年ごと:定期)・漏洩記録・冷媒充填・回収の記録が法令順守として必須。ISO14001の順守義務(箇条6.1.3)として特定し確実に管理する。
重要危険物・有害物質の漏洩対策(危険物倉庫):危険物保管量の把握・保管場所の防液堤・消火設備の点検・漏洩時の緊急対応手順の整備と定期訓練。消防法・危険物取締法の順守義務として管理する。
重要廃棄物管理(廃梱包材・廃パレット・廃液等):段ボール・ラップフィルム・廃パレット・廃油(フォークリフト廃液)等の産廃の分別・保管・委託処理管理。リサイクル率の把握と廃棄物削減目標の設定。
2026年版CO₂排出量(Scope3含む)の把握(気候変動対応強化):自社倉庫のScope1・2だけでなく、物流(輸送車両の燃費・排ガス)を含めたScope3の排出量把握が推奨される。配送車両のCO₂排出量の記録・改善目標の設定が2026年版では重視される。
2026年版倉庫増設・冷凍設備更新・フォークリフト切替時の変更管理(箇条6.3):新棟建設・冷凍設備のリプレイス・フォークリフトの電動切替・ラック増設等の変更時に、事前の環境影響評価(新たな環境側面の発生・フロン冷媒の変更・エネルギー使用量の変化等)と記録が必要。

🍱

食品製造業

食品加工・飲料・菓子・調理食品・水産加工等

重要排水管理(BOD・COD・油脂・SS等):食品加工に伴う有機性排水は水質汚濁防止法の規制対象となる。排水処理設備の適切な管理・定期水質測定(BOD・COD・SS・pH等)・測定記録の整備が最重要。基準超過時の是正手順も明確化が必要。
重要食品廃棄物の管理(食品リサイクル法対応):食品廃棄物の発生量・リサイクル量・最終処分量の記録。食品リサイクル法に基づく再生利用等実施率の把握と向上目標の設定。廃棄物の種類別(生ごみ・廃油・廃液等)の分別・保管・委託処理管理。
重要化学物質(洗浄剤・殺菌剤・防虫剤等)の使用・廃棄管理:食品接触面の洗浄に使用する化学物質の種類・使用量・廃液の処理方法の記録。PRTR対象物質の有無確認と、使用削減目標の設定。食品安全管理(HACCP・FSSC22000等)との整合も重要。
重要エネルギー管理(蒸気・冷却・加熱・冷凍等):食品製造はエネルギー多消費業種。蒸気・電力・ガスのエネルギー使用量の工程別記録とCO₂換算。省エネ目標(例:蒸気熱回収・コンプレッサーの効率化・蒸気トラップの点検)の設定と進捗管理。
2026年版フードサプライチェーン全体のライフサイクル視点(箇条6.1.2強化):農産物・水産物の生産段階→食品加工→流通→消費者→廃棄・リサイクルまでの全段階の環境影響を考慮した環境側面の見直し。農薬使用量・漁業資源の持続可能性・包装材の廃棄時環境影響まで視野に入れた対応が求められる。
2026年版気候変動が生産活動に与えるリスクの特定(箇条4.1強化):異常気象による原材料調達リスク(農作物不作・漁獲量低下等)・洪水による工場被災リスク・気温上昇による品質管理リスク等を外部課題として特定し、リスクと機会の評価に組み込むことが必要。BCP(事業継続計画)との連携も推奨。

2026 MIGRATION CHECKLIST

2026年版移行チェックリスト(全15項目)

印刷してお使いいただけます。🔴印は2026年版で新設・追加された要求事項です。

  • 🔴 環境方針に「天然資源の保護」のコミットメントを追加したか(箇条5.2)2026新設

  • 🔴 箇条4.1の外部・内部の課題に「気候変動」「生物多様性」「資源枯渇」を追加し文書化したか2026新設

  • 🔴 設備変更・工法変更・原材料変更に対応した変更管理手順(変更管理台帳)を整備したか(箇条6.3)2026新設

  • 🔴 環境側面の特定において上流(調達)から下流(廃棄)までのライフサイクル視点を反映したか(箇条6.1.2)2026強化

  • 🔴 マネジメントレビューのインプットに気候変動への対応状況を追加したか(箇条9.3)2026新設

  • 🔴 マニュアル・手順書内の「outcome」→「result」等の用語変更を全文書に反映したか2026変更

  • トップマネジメントが気候変動への対応を経営レベルの課題として位置づけ、会議議事録等に記録しているか(箇条5.1)

  • 緊急事態対応手順の定期的なレビューと年1回以上の訓練の記録を整備したか(箇条8.2)

  • サプライヤー・協力業者への環境管理要求事項の伝達・確認記録(購買基準への環境要件)を整備したか(箇条8.1)

  • 内部監査チェックリストを2026年版要求事項(特に箇条6.3・4.1・9.3)に対応した内容に更新したか(箇条9.2)

  • 環境側面の重要性評価基準に「気候変動への影響(Scope1・2・3)」を追加・反映したか(箇条6.1.2)

  • 環境目標にCO₂削減・廃棄物削減・水使用量削減など数値目標が設定され、月次進捗管理をしているか(箇条6.2)

  • 適用される順守義務のリストを最新法改正に合わせて更新し、順守評価を実施しているか(箇条6.1.3・9.1.2)

  • 不適合・是正処置の記録に「根本原因分析(5Why等)」が具体的に記録されているか(箇条10.2)

  • 移行審査の受審スケジュール(審査機関との調整)を移行期限(2029年)の1年前までに確定したか

✅ チェックリストで未対応項目が確認できたら、移行審査の6〜12か月前から準備を開始することをお勧めします。弊社では2026年版移行支援コンサルも承ります。

MIGRATION TIMELINE

2026年版移行スケジュール
2025年11月

最終国際規格原案(FDIS)登録完了

2026年版の内容がほぼ確定。各国の投票・承認プロセスへ移行。

2026年4〜5月 ★ 正式発行予定(現在ここ)

ISO 14001:2026 正式発行

正式発行をもって移行期間3年(2029年まで)がスタート。早期移行が競合他社との差別化につながります。発行と同時に2026年版テキストを入手し、差分確認を開始してください。

2026年〜2027年

早期移行組の移行審査開始(推奨)

ギャップ分析→文書改訂→運用開始→内部監査→移行審査のサイクルを完了できる余裕ある時期。審査機関の予約が取りやすく、コンサルタントのサポートも受けやすい時期。弊社では2026年〜2027年の移行を強くお勧めします。

2027年〜2028年

移行審査の集中時期(注意)

多くの企業が移行審査に集中する時期。審査機関・コンサルタントへの需要集中が予想されます。この時期に準備を始めると審査機関の予約が取れない可能性があります。

2029年 ⚠ 移行期限

2015年版の認証が失効

移行期限を過ぎると2015年版の認証証明書が無効になります。取引先からの認証要求に対応できなくなる可能性があります。期限前に必ず移行審査を完了してください。

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

よくあるご質問
Q

2026年版への移行期限はいつですか?移行しないとどうなりますか?

正式発行後3年以内が移行期限です。2026年4〜5月に発行されれば2029年が期限となります。移行期限を過ぎると現在保有している2015年版の認証証明書が自動的に失効します。取引先・顧客からISO14001認証を条件とした取引要件がある場合、対応できなくなるリスクがあります。

Q

2026年版の「変更管理(箇条6.3)」は具体的に何をすればよいですか?

設備変更・製造ライン変更・工法変更・原材料変更・組織変更などが発生した際に、事前に環境への影響を評価し記録する手順を整備します。具体的には①変更管理台帳の作成(変更内容・変更理由・環境影響評価結果・承認者・実施日)②変更発生時の環境担当者への連絡フローの明確化 ③変更後の環境側面登録簿の見直し—の3点が最低限必要です。

Q

移行審査は通常の維持審査・更新審査と別に受ける必要がありますか?費用は別途かかりますか?

通常は更新審査・サーベイランス審査と同時に移行審査を実施できます。費用の追加は審査機関によって異なりますが、通常の審査費用に若干の追加が発生する場合があります。現在の認証機関に事前に確認することをお勧めします。

Q

製造業ですが、現在のISO14001が形骸化しています。2026年版への移行と合わせてシステムを立て直せますか?

はい、まったく問題ありません。むしろ2026年版への移行は既存のシステムを見直す絶好の機会です。弊社では「移行対応」と「システムの実態化」を同時に進める指導を行っています。形骸化の主な原因(担当者の理解不足・マニュアルと実態の乖離・審査のためだけの記録等)を特定し、現場で実際に機能するシステムへの転換をサポートします。

Q

食品製造業でISO14001とISO22000(食品安全)を統合して運用できますか?

はい。ISO14001:2015・ISO22000・HACCP・FSSC22000はいずれも高レベル構造(HLS)を採用しているため、統合マネジメントシステムの構築が可能です。文書体系・内部監査・マネジメントレビューを統合することで、管理の効率化と担当者の負担軽減が実現できます。弊社では統合マネジメントシステムの構築指導も承ります。

Q

ISO14001の取得を検討していますが、ISO9001と一緒に取得できますか?

はい。ISO14001とISO9001は同じHLS(高レベル構造)を採用しているため、統合マネジメントシステムとして同時取得・同時審査が可能です。文書体系・組織体制・内部監査・マネジメントレビューを統合することで、個別取得より効率的に認証取得できます。弊社ではISO14001×ISO9001の統合マニュアルの販売・コンサルティングも行っています。

2026年版への移行準備、
今すぐ始めることが最善の対策です。

「変更管理の手順をどう整備すればよいか」「自社のギャップを確認したい」
「2026年版対応のマニュアルに切り替えたい」
どんな些細な疑問でも、代表・松元が直接お答えします。強引な営業は一切ありません。

☎ 0986-21-1045 / 0120-332-242

受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝定休)

有限会社 都城情報ビジネス 宮崎県都城市鷹尾1丁目9街区18号 代表:松元義仁


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