今年1月から指導させて頂いた印刷会社のISO9001の審査が、お盆明けの8月17.,18日の両日無事終了しました。ISOは取得してから初めてスタートラインに立つといわれています。今回の審査では、推奨事項2件という結果になりました。審査員の方も良い審査をしてくれました。ISO17025等の審査は十分手ごたえのある審査になるのですが、ISO9001の審査は、審査員の審査の力量にばらつきがあり、中には何でこんな審査をするのって思う時もあります。また審査員の方から、世間話をすると、審査に企業様にいかれると、中には、コンサルタントの方が、ISO9001の記録をすべて書いて、審査を受けられるところもあるそうです。こんな話はよく聞きますので、ISO9001の取得の態様も、いろいろあるものだなぁと感心しています。今回指導させて頂いた企業様の社長が、取得後ISO9001の運用に不安があり、自社で運用が確実にできているか不安がられたのでしょうか?専務、工場長、総務部責任者の方々から意見をお聞きし、やはりISO9001の運用には、まだ自社だけでは、無理があるという結論になり、これから次の維持審査まで1年間のISO9001運用コンサルの依頼を頂きました。審査が終わると、取得のためのコンサル契約が終わるのが多いのですが、今回の企業様は、”また会う日まで”ではなく、引き続き会えることになり良かったです。ISO9001の運用が自社で確実のできりように、これから一年間頑張りたいと思います。

また、コロナ感染が終息していない現状では、工場の広い敷地を使い、指導を行い、審査が行われました。