ISO/IEC 17025コンサルの内容

1.施設の確認(規格6.3) 携帯電話のカメラでビデオ撮影して頂きます 建物の外の状況から写し始め、入り口、階段(エレベーター)、そして試験室の入り口、中に入って頂き、試験室の中を案内してもらい、主な試験機器、校正機器を写してもらいます。

ビデオ撮影中、撮って頂いている箇所で、質問させて頂き、お聞きします例えば試験室への入室条件、ルールとか。また試験室の環境条件、試験員など。

そして、試験方法、手順について説明してもらい、現状の試験方法、手順が適切であるかどうかコメントを出させて頂きます。

ほとんどの試験室及び校正機関様がアウトで、後日指導させて頂くことになります(→自社でISO17025取得に取り組まれる試験室及び校正機関様は、従来の試験手順のままですのでご注意です下さい。改善、手直しが必要のように思われます)

現地指導において、試験室の試験機器等の配置等について指導させて頂きます。それは試験室内には、従来の試験機器、今回のISO17025適用の試験機器(規格6.4)が混在していますし、試験員(規格6.2)の方でも、従来の試験とISO17025試験の両方をされる方もいらっしゃったり、一方だけの試験だけをされたり、また試験員の資格を持たない(補助員)方もいらっしゃいますので、全員でISO17025の要求している内容を確認して頂きながら、試験室(規格6.3)の改善をやって頂きます。

一番大事なのは、作成された、試験手順書、校正手順書で試験、校正を行って頂き手順通りの試験、校正を実施されているか、またその算出された数値は、適正(外部の技能試験、内部の試験員、校正員の技能試験比較)なものかを見させて頂きます

①文書化された情報のファイリングの仕方

②模擬試験の実地と手順書の整合性 全ての試験員に、何回も試験を実施して頂きます。

③この算出された結果が妥当であるか検討して頂き試験員の力量を確保して頂きます。

④不確かさの推定手順の考察

⑤多くの運用記録の書き方の指導

①適用範囲、試験室の組織の確認

②ISO17025規格の解説

③リスク機会、品質方針、品質目標の設定について

④品質方針は、次の事項を満たすようにする。

a)顧客へのサービス提供において、良好な専門職業務及び試験の品質を守るというトップマネジメントのコミットメント。

b)試験室のサービスの水準に関する室長の表明

c)品質に関連したマネジメントシステムの目的

d)試験室における試験活動に関係する全ての要員に対し、品質文書に精通し、業務において方針及び手順を実施することの要求。

e)この規格への適合性を守り、マネジメントシステムの有効性を継続的に改善するというトップマネジメントのコミットメント

⑤施設(試験室)のレイアウト図

⑥機械設備等のリストの作成

⑦機械設備の管理について

⑧プロセスの明確化

⑨試験員の力量の確認

⑩資格認定について

⑪認定範囲の確認

⑫技能試験への参加の確認

 

文書化された情報の作成

弊社の別サイト”ISO17025品質マニュアルをお探しではないですか”に記載していますので、こちらを参考にして下さい。

①文書化された情報のファイリングの仕方

②模擬試験の実地と手順書の整合性 全ての試験員に、何回も試験を実施して頂きます。

③この算出された結果が妥当であるか検討して頂き試験員の力量を確保して頂きます。

④不確かさの推定手順の考察

⑤多くの運用記録の書き方の指導

⑥技能試験への参加

→技能試験においては、施設(試験室)が環境条件を満たしておかなければなりません。当然、日頃の試験においても環境条件を満たさなければなりません(ISO17025 適用対象)

⑦試験員の試験結果の比較

⑧校正機器等の管理

⑨試験結果報告書の雛形の決定

⑩試験結果報告書の発行手順

⑪模擬試験の実施に、不確かさの推定を加味して頂き、試験結果報告書を作成して頂きます。

⑫内部監査員の教育

内部監査員の資格認定

内部監査チェックリストの作成

内部監査の実施

⑬マネジメントレビューの実施

⑭認定登録機関への審査申請