品質マニュアルの作成は難しい

品質マニュアルの作成は、難易度が高い作業です。その理由は、以下のとおりです。

  • 要求事項を満たす必要がある

品質マニュアルは、ISO 17025の品質マネジメントシステムに関する規格の要求事項を満たす必要があります。要求事項は、複雑で、専門的な知識が必要なものも含まれます。

 
  • すべての従業員が理解できるように作成する必要がある

品質マニュアルは、すべての従業員が理解できるように、明確でわかりやすい表現で作成する必要があります。専門用語を利用する場合は、定義を明確にする必要があります。

  • 定期的に見直しを行う必要がある

組織の状況や業務内容の変化に合わせて、定期的に見直しを行い、必要に応じて改訂を行う必要があります。

品質マニュアルを作成・運用する際には、以下のポイントに注意するとよいでしょう。

  • 要求事項を理解する

まず、作成する品質マニュアルの対象となる規格の要求事項を理解する必要があります。

  • 作成プロセスを明確にする

作成プロセスを明確にして、作業を進める際に迷わないようにしましょう。

  • 関係者を巻き込む

関係者を巻き込んで、意見やフィードバックを得ながら作成を進めましょう。

  • 定期的に見直しを行う

作成後は、定期的に見直しを行い、必要に応じて改訂を行いましょう。

品質マニュアルの作成は、一朝一夕にできるものではありません。

しかし、しっかりと準備をして、関係者を巻き込んで作成を進めることで、質の高い品質マニュアルを作成することができます。

ISO17025品質マニュアルの作成ができない原因

(1)ISO17025品質マニュアルの作成ができる人がいない。

(2)ISO17025要求事項の理解ができていないので,ISO17025品質マニュアルの作成ができない。

(3)ISO17025品質マニュアルの作成をする時間がない。

(4)ISO17025品質マニュアルの作成に参考にする書籍がない。

(5)ISO17025品質マニュアルに、何を記述したらよいか分からない。

ISO17025品質マニュアルの作成は、凄く大変

(1)総合的に言えば、ISO17025品質マニュアルの作成は,慎重に計画し、試験所及び校正機関のニーズと要求事項に合わせて

進めるべきです。

品質マネジメントシステムの確立は時間と資源を必要とします。

ISO17025品質マニュアルの作成は、凄く大変なものです。きっと審査を受けるまでに必要なISO17025品質マニュアル以外の

いろいろな文書の完成までには、8ケ月以上かかるのではないでしょうか。

(2)人と時間に余裕のある試験所及び校正機関様は、自社で担当者が作成されていけば良いと思いますが、人に恵まれ、時間に恵まれ、

もしも一から自社でISO17025品質マニュアルの作成される企業様は、審査まで2年半の準備期間を経て認定機関の審査を受ける

ことになると思います。

(3)少人数で早く認定登録を目指される試験所及び校正機関様は、ISO17025品質マニュアルの作成において、短い時間で、早く

完成させ、できるだけその作成において無駄な事はせず、従事者に早く配布し、運用に進むべきです。弊社のISO17025品質マニュアル

の活用により、審査まで1年の準備期間を経て認定機関の審査を受けることが可能になります。

(4)自社でISO17025品質マニュアルを作成された試験所、校正機関の大部分の企業様が、認定登録まで2年半から3年半(弊社に

自社で取り組まれ、その後、コンサルティングを依頼された会社も数社ありました)かかられているはずです。

これはコンサルティングをしている私だから分かります。2年半以上、認定登録準備期間をかけたくない企業様、是非弊社のISO17025

品質マニュアルをご活用下さい。