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ISO 14001:2026 改訂版

ISO 14001:2026 改訂版 — 主な要求事項のポイント(案)

  1. 規格全体の目的と基本構成(Annex SL 継続)
  • 現行の ISO 14001:2015 の体系(Annex SL ハイレベル構造)を維持しつつ、表現の明確化・解釈の一貫性向上を図る改訂。
  • 技術文言の更新、参照規格の見直し、用語の統一などが中心。

 主要な要求事項の変更・強化点(改訂案に基づく)

✔ 4. 組織の状況(Context of the Organization)

  • 環境マネジメントシステム(EMS)の文脈設定において、気候変動・生物多様性・汚染レベル・天然資源の利用可能性などの外部環境要因の明示的な考慮が求められる。
  • EMS の適用範囲を決定する際に ライフサイクル視点(供給から廃棄までの環境影響全体)を文書化して考慮する必要がある。

✔ 5. リーダーシップ(Leadership)

  • トップマネジメントの役割における要求事項は維持されるが、環境方針と順守義務に関する表現の明確化や、天然資源・生態系の保護に関する配慮の強化が示唆されている。

✔ 6. 計画(Planning)

  • 6.1 リスクと機会
  • リスクと機会の特定が 独立した小節(6.1.4)として明確化される予定。
  • 気候変動や環境リスク・機会の評価プロセスが前提として強調される。
  • 6.1.2 環境側面
  • 従来型の環境側面評価に加え、ライフサイクルアプローチが要求として一層明確に位置付けられる。
  • 気候変動の影響、温室効果ガス排出や資源消費の評価が環境側面プロセスの一環として注目される。
  • 6.3 変更の計画と管理
  • 新たに “変更の計画・管理” に関する要求事項が明確に独立して設定される予定。
  • EMS の文脈・プロセス・運用変更を体系的に管理するプロセスが求められる。

✔ 9. パフォーマンス評価 / 10. 改善

  • 環境パフォーマンスの測定・評価・監視は維持されるが、気候関連指標の管理・報告や、ライフサイクルに基づく実績評価が強化される方向性。
  • マネジメントレビューのインプットとして考慮すべき事項が明確化される可能性が示されている。

 

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